2006年08月08日

夏季厳選、二十五句

御堂筋も体温を超える様な暑い日々が続いております。
此処に、夏の俳句を二十五句、独断で選択してみました。

夏の夜や 東はなしに 月は西               …宗因
有明の 油ぞ残る 時鳥(ほととぎす)

心ここに なきかなかぬか 時鳥              …西鶴

涼しさに 四ツ橋を四ツ 渡りけり             …来山

あら尊と 青葉若葉の 日の光               …芭蕉
夏草や つわものどもが 夢のあと
五月雨を 集めて早し 最上川
紫陽草や 藪を小庭の 別屋敷

草の戸に 我は蓼くふ 蛍かな               …其角

湖の 水まさりけり 五月雨                …去来

松島や 鶴に身をかれ ほととぎす             …曾良

不二(ふじ)ひとつ うずみのこして 若葉かな       …蕪村
さみだれや 大河を前に 家二軒        
牡丹散て 打ち重なりぬ 二三片     

やれ打つな 蝿が手を擦り 足をする            …一茶
大空の 見事に暮るる 暑さかな
浅間から 別れて来るや 小夕立

水無月や 伏見の川の 水の音               …鬼貫

白団扇 隣の義之(ぎし)に 書かれたり         …大江丸

目には青葉 山ほととぎす 初鰹              …素堂

紅さいた 口もわするる しみづかな           …千代女

負うた子に 髪なぶらるる 暑さかな            …園女

ずんずんと 夏を流すや 最上河              …子規
二片散って 牡丹の形 変わりけり

あつきもの むかし大坂 夏御陣              …漱石  
posted by 津々浦々 at 13:07| Comment(0) | TrackBack(1) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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