2005年11月01日

小泉・構造改革継続?内閣発足

度々、政治の話で恐縮です。
小泉首相にとっては、サプライズの無いサプライズ人事が決定しました。
午後1時からの衆院本会議が終わり、首相官邸へ次々と呼び込みが始まるや否や、続々と、新閣僚が決定して行きました。
今回の人事では、小泉首相には珍しく、配慮を利かせた物となりましたね。
ポスト小泉として、先ず、官房長官に国民的人気のある安倍氏、財務省に堅実な谷垣氏留任、外相には一方の旗頭・麻生氏を総務相より横滑りさせ、着々と力を付けて来た中川氏を経産相から農水相にコンバートし、防衛庁長官には最適任の額賀氏を据えました。
憎い事には、これらの人が皆こけた時、福田氏を温存しておくという手を取った事です。
論功行賞的な意味合いでは、総務相には竹中氏を任じ、経産相に総務局長から二階氏、経済財政相に政調会長の与謝野氏、小池氏を環境相に留任させました。
実務型では、厚労相に川崎氏を据えた事です。
目新しい処では、小坂氏を文部科学相、少子化担当に猪口氏を就けました。
悲願数十年の、新自由クラブの生き残り・中馬氏を入閣させたのは、ご愛嬌です。

さて、一人づつ、観て行きますか。
先ず安倍氏、云わずと知れた自民党のプリンスで、内閣の顔として毎日の定例会見で、全世界にコメントを発する役を担います。 閣内では、各省庁の束ね役になる為、全ての情報が集まる、絶大な権力の中枢となります。 彼の力量や如何。
強硬意見で鳴らすが、今のところは意志が振れ無い姿勢が貫けるかどうか、お手並み拝見。
次に控えしは、谷垣氏。
加藤の乱では、親分に殉じようとした熱血漢。 今や実務派の大看板にのし上りましたが、官庁の中の官庁・財務省の超抜エリートを、押さえつけられるかどうか、首相も、その手腕を試している処でしょう。 国民の最も忌み嫌う大増税の旗振りを、泥を被って遣り遂げねばなりません。 これは、あるいは、小泉サンの甚深遠慮な想いかも。
続いて、お次に控えしは、麻生氏が御出ましです。
郵政民営化に道付けした、総務相を移り、伏魔殿と云われる、外務省に乗り込むことになりました。
これも、小泉サンの深謀遠慮。 日中、日韓、日朝、日米で打開策を講じるならよし、潰れるなら、それはそれでよし、と云うスタンスが観て取れます。 近隣諸国への強いメッセージを発した事になるでしょう。
さてさて、お次に控えしは、経産相より横滑りした中川農水相。
ポスト小泉の盲点になっていた感があるが、ここへ来て、第4コーナー大外より追撃を開始した模様です。 海底油田問題では、中国に強硬意見を吐き続けましたが、今度は、牛肉再輸入問題で、アメリカと交渉する事になります。 結果次第では、厚労省と責任を負わねばならなくなります。 後の席に控えている人は、また次の機会に譲りましょう。





posted by 津々浦々 at 15:21| Comment(2) | TrackBack(11) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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